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深田久弥著 「日本百名山」より
燧ヶ岳 広大な尾瀬ヶ原を差し挟んで東西に対立している燧ヶ岳と至仏山。燧の颯爽として威厳のある形を厳父とすれば、至仏の悠揚とした柔らかみのある姿は、慈母にたとえられようか。原の中央に立ってかれを仰ぎ、これを眺めると、対象の妙を得た造化に感嘆せざるを得ない。
至仏山 尾瀬沼を引き立てるものが燧ヶ岳とすれば、尾瀬ヶ原のそれは至仏山であろう。まだ尾瀬が近年のように繁盛しない戦前のある6月、原の一端にある檜枝岐小屋に泊まって、そこから見た至仏山が忘れられない。
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山行状況 |
日程 |
2005/7/10-12 |
入山地 |
戸倉・並木駐車場 |
メンバー |
穂苅 岩間
村田 佐藤勉
佐藤富 武井
大島 |
行動時間 |
1日・10時間00分
2日・ 8時間15分
3日・ 2時間15分 |
コース及びタイム |
1日目・鳩待峠-オヤマ沢・-小至仏-至仏山-山の鼻-牛首-見晴・原の小屋
2日目・原の小屋-見晴新道-燧ヶ岳-ミノブチ岳-長英新道-尾瀬沼-尾瀬沼ヒュッテ
3日目・尾瀬沼ヒュッテ-三平下-三平峠-一ノ瀬休憩所-大清水 |
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今回は、退職記念の山行として至仏山から燧ヶ岳へ、尾瀬ヶ原を歩き百名山を二つ登ろうと企画された。前日の7月9日は大雨であったが、原の小屋と尾瀬沼ヒュッテを予約したために、横浜を夜中に出発した。関越に入り、群馬県に入る頃から雨が上がり星が見えてきた。戸倉駐車場に着いた頃にはすっかり雨は上がっていた。
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今回の尾瀬は、大島送別山行として計画してきましたが、前日から夜中までの雨で登山できるかどうか心配するほどでしたが、関越を北上し、夜が明ける頃には雨も上がりました。鳩待峠から至仏山へ登り始めると同時に青空も広がり始めました。 |
至仏山の頂上までは厳しい登りもありましたが、何とか無事にたどり着くことができました。 |
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風は強いが快晴の山頂からは、尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が正面に雄大な姿を見せていました。 |
高天原からの尾瀬ヶ原と燧ヶ岳です。絵になる風景ですね。
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高天原からの階段でアクシデント発生する。穂刈兄が階段を踏み外して顔面制動となる。 |
それ後も蛇紋岩の滑りやすい岩肌を慎重に下って、山の鼻にて、昼食と一杯休憩です。 |
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穂刈兄さん、絆創膏だらけです。それでもめげずに歩き続けました。 |
尾瀬ヶ原を歩き続けて、三又と竜宮十字路付近での記念撮影です。 この日は、見晴、原の小屋での宿泊です。 |
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翌日、尾瀬ヶ原はガスがかかって幻想的な朝となっていました。 |
2日目は三条の滝と燧ヶ岳登山グループに分かれて、こちらは燧ヶ岳の山頂(俎ーマナイタグラ)です。 |
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