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日本百名山 瑞牆山
2004年6月16日
瑞牆山荘
瑞牆山荘7:50-富士見平7:25-天鳥川9:00-10:05瑞牆山11:30-天鳥川-富士見平-瑞牆山荘13:30
大島・Y
 

 『日本百名山 深田久弥著より』
 瑞牆山を麓の村では以前瘤岩(こぶいわ)と呼んでいたそうである。私は次のように考えてみた。三つの山稜が集まるところを三繋ぎと呼ぶことがある。瑞牆山は。金峰山から小川山に至る山稜の途中から西に派生した尾根上の突起である。山稜が三つに分かれるところが、三繋ぎと呼ばれ、そのミツナギが聞き誤られ、ミズガミという風流な名前になって今の峰に冠せられたのではなかろうかと。もちろんこれは私の勝手な憶測である。

 横浜を4時30分出る。第三京浜から高井戸を経て中央高速に乗る。須玉ICで降りて増富温泉の前を通り瑞牆山荘に7時30分到着した。山荘の前から駐車場に向かう、大きな無料駐車場である。
 山荘の前から緩やかに登り出し、40分ほどで、キレイな湧水が音をたてて流れている富士見平小屋まで来た。

   

 富士見平小屋からは薄暗い樹林帯をしばらく歩くと樹林越しに瑞牆山が見え始める。緩やかだった道を大きく下り、水の流れていない天鳥川に出てきた。小休止の後、ここからが本格的な登りが始まる。大きな岩がゴロゴロとした登山道を登っていくが、道は明瞭である。高度が上がるにつけ、ロープやクサリ場が現れる。

   

  更に高度を上げると、大きな岩が目の前を立ち塞ぐように現れて来る。その岩の間の手がかりを探しながら体を押し上げていく。大ヤスリ岩だろうか、見上げる岩峰は大迫力である。その岩峰に沿うように登っていく。傾斜が緩くなり、岩の下を回り込むようにクサリやロープが現れると山頂であった。

   

 山頂からの展望は素晴らしい。南東には金峰山が見える。頂上にある五丈岩も目立っていた。南西方向には、南アルプスが見えていた。富士山はもちろん、西には八ヶ岳の主峰赤岳が手に取るようだった。 山頂では天気も良く眺めも良いので、1時間半ほどものんびりと過ごし、瑞牆山荘への下山は13時半ごろだった。

   
 
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