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日本百名山 北 岳 3192m  
2003年9月9日〜10日
広河原
1日目-広河原〜白根御池小屋分岐〜大樺沢二俣〜小太郎尾根〜北岳肩の小屋
2日目-北岳肩の小屋〜北岳山頂〜吊り尾根分岐〜八本歯のコル〜大樺沢二俣〜広河原
大島・Y
 

 『日本百名山 深田久弥著より』
 日本で1番高い山は富士山であることは誰でも知っているが、第2の高峰はと聞くと、知らない人が多い。北岳だよと教えても。そんな山はどこにあるかいといった顔つきである。

大樺沢二俣    9月9日、夜中の1時に家を出発する。情報に寄ると夜叉神峠の崩落で通行止めとのことで、東名高速の富士ICから身延、奈良田温泉、そして南アルプス林道を経て広河原に5時30分到着する。
 1時間ほどの休憩で6時30分に北岳に向けて歩き出す。途中の斜面崩落現場を過ぎ、写真の大樺沢二俣に8時45分。北岳が近くに見え始める。
  大樺沢二俣にて小休止をする。標高が2200mほどで、左にある雪渓はホコリにまみれて汚れていたが、北岳が富士山に次ぐ2番目の高さを感じさせるほどの雪渓でした。  雪渓
北岳バットレス   ここまでくると、だんだん厳しく高さを感じる。さらに登っていくと、北岳の優雅な山容がそびえ立つ。そして、北岳東面の大岩壁、北岳バットレスが壮観である。
  広河原(1510m)から北岳肩の小屋(3010m)まで標高差1500mの登りは、非常に厳しかった。11時30分、やっと昼食とする。  北岳肩ノ小屋
鳳凰三山    夜中に家を出てから1時間ほどの休憩で、ここまで5時間の登りは厳しく、途中気持ちも悪くなったりしたが、何とか無事にたどり着いた。
 それでもバックに見える鳳凰三山の素晴らしい山容を見ると疲れが吹き飛んでいた。
 北岳山頂から、奥に雲がかかる間ノ岳と赤い屋根の北岳山荘を望む。 間ノ岳 
肩ノ小屋の向こうに甲斐駒ヶ岳・仙丈岳     この写真は、正面の雲がかかる甲斐駒ヶ岳と眼下に見えるのは、この日一泊した北岳肩の小屋です。
  翌朝は、朝日と雲海が富士山を美しくシルエットに描き出していた。 夕焼けの富士山 
八ヶ岳   こちらは、八ヶ岳連峰が雲の中から浮かび上がり、手が届くかがごとく、すぐ近くにあった
 朝焼けの山々を見た後、あっという間に雲が出て、雨が降り出す。肩の小屋を早々に出発して、北岳山頂に7時10分。ガスで霞んだ山頂にて記念撮影をしました。  北岳山頂
 池山吊り尾根のハシゴ   池山吊尾根を経て八本歯のコルに下り立つ。風雨強くなり、岩壁が連なる狭い尾根道を通る頃には、ザックカバーが吹き飛ばされるほどの暴風雨となり、帰路を急ぐ。
 広河原に11時50分到着する。その後、奈良田温泉にて一泊してから家路につくことにした。

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