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日本百名山 谷川岳 1977m
2003年10月21日
谷川岳ロープウェー駅
谷川岳ロープウェー駅-登山指導センター-西黒尾根-ガレ沢の頭-ザンゲ岩-肩の広場-トマの耳-オキの耳-谷川岳肩ノ小屋-天神尾根-熊穴沢避難小屋-天神平駅-谷川岳ロープウェー駅-横浜
大島・Y
 

 『日本百名山 深田久弥著より』
 終戦直後、すべての物に不便なとき、私は家内と4才の長男をつれて西黒尾根から登った。11月末の無風快晴の日であったが、上の方は新雪が深かったため頂上まで達せずに引き返した。それ以後久しく私は谷川岳に行かない。数百人の人が列をなして登り、パトロールが徘徊していると聞いただけで、気が挫けてしまうのである。

 横浜を早朝4時出発する。第3京浜から環八を抜けて関越道に入る。途中の上里SAにて朝食を摂り、水上ICから谷川岳ロープウェーを目指し車を走らせていく。
 始めての谷川岳なので、そのまま、マチガ沢まで入ってしまう。そこには一ノ倉沢の紅葉を目当てに写真を撮る人達が大勢いたが、今回は、西黒尾根から登り、天神平のロープウェーにて帰ってくる予定なので、引き返して谷川岳ロープウェー駅の駐車場まで戻って来た。

 

  マチガ沢の紅葉を見た後、一旦駐車場まで戻り、7時30分出発する。登山指導センターの前を通り、西黒尾根登山道から歩き出して行くが、しばらく登るとブナやカエデの紅葉が目の前に飛び込んでくる。

 

 西黒尾根を2時間半登り、厳剛新道との合流地点に10時到着。そこからは、一枚岩の登りもある尾根道を登ること60分で、肩の広場がある小屋まで着く。トマの耳とオキの耳の山頂には登り始めて4時間の11時30分到着した。山頂では日本海からの寒い風が吹き、ガスも出てくる。さすがに10月下旬の山頂は寒い、お湯を沸かし昼食を摂った後は、早々に下山する。

 

 肩の小屋から天神尾根の緩やかな下りを景色を堪能しつつ下って行く。その頃には、風も止み熱いくらいになってきたので、上着を脱ぐほどになってきた。天神尾根のハイキングコースは、整備が行き届いて歩きやすく2時間弱で天神平駅に着くことが出来た。14時になっていた。

   

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